Seagateが高性能ペタバイト規模ブロック・ストレージ・システムの容量を2.5PBまで拡張
11月 14, 2023
カリフォルニア州フリーモント — 2023年11月14日 — 大容量データ・ストレージ・インフラストラクチャのソリューションで世界的リーダーであるSeagate Technology Holdings plc(NASDAQ:STX)は、新しいSeagate Exos® CORVAULT™ 4U106大容量データ・ストレージ・システムを発表しました。2.5PBの容量を提供するこの高性能ペタバイト規模ブロック・ストレージ・システムは、ラック密度の向上、ライフサイクルの延長、ペタバイトあたりの消費電力低減、総所有コスト (TCO) の削減を実現します。
Seagate Exos CORVAULT 4U106には、Seagateの大容量Exos®ハードディスク・ドライブが搭載されており、自己修復機能と組み合わせることで、スケールアウト型データ・センター向けの最も効率的なペタバイト規模ストレージ基盤が構築でき、ストレージ・ネットワーク・リソースを最大50%削減し、ラック全体の電力効率を最大30%改善します。SeagateのAutonomous Drive Regeneration (ADR) の自己修復機能およびAdvanced Distributed Autonomic Protection Technology (ADAPT) は、ダウンタイムを削減し、メンテナンスや人的介入などのデータ・センター・リソースを最適化し、それによって二酸化炭素排出量と電子廃棄物の削減を可能にします。
ABC Systems AGのCEOであるアレクサンダー・ルエベンサール (Alexander Ruebensaal) 氏は次のように述べています。「科学、研究、ハイパフォーマンス・コンピューティング (HPC)、高等教育機関におけるデータ・ストレージの要件と予算の制約は大きくなるばかりです。数ペタバイトのデータ・セットを利用するお客様のために、当社ではSeagateのExos CORVAULTを導入しました。その独自の設計により、以前のソリューション利用時と比較して、お客様は技術、運用、サービス、メンテナンスのコストを含む年間の総ストレージ・コストを最大で80%削減できました。これらの多大な節約は、科学者や研究者に還元することができます。」
Seagate Exos CORVAULT 4U106は、従来型磁気記録 (CMR) 技術搭載の2PBがすでに提供されていますが、熱アシスト磁気記録方式 (HAMR)技術搭載の2PBおよび2.5PBもこのたび提供されます。新しい構成のモデルはいずれも、11月からストレージ販売代理店にて注文を受け付け、製品は12月下旬に発売予定です。詳しくは、弊社Webサイトをご覧ください。
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Seagate Technologyについて
Seagate Technologyは、大容量データ・ストレージ・ソリューションの世界的なイノベーターで、お客様が自信を持ってデータを保存し、その価値を簡単に引き出すことができるよう、画期的な技術を開発しています。45年以上前に設立された同社は、これまで40億テラバイト以上のデータ容量を出荷し、エッジからクラウドまで、ストレージ・デバイス、システム、およびサービスを含めたポートフォリオを提供しています。Seagateがストレージの革新をどのようにリードしているかについては、www.seagate.comまたはブログをご覧いただくか、Twitter, Facebook、LinkedIn、およびYouTubeをフォローしてください。
©2023 Seagate Technology LLC.無断での引用、転載を禁じます。Seagate、Seagate Technology、Spiralロゴ、およびExosは、アメリカ合衆国および/またはその他の国におけるSeagate Technology LLCの登録商標です。その他の商標または登録商標は各社の所有物です。ドライブの容量を示す場合、1ギガバイト (GB) は10億バイト、1テラバイト (TB) は1兆バイト、1エクサバイト (EB) は100万テラバイトに相当します。コンピュータのオペレーティング・システムによっては異なる測定基準が使用されている場合があり、容量が低く表示されることがあります。また、容量の一部はフォーマットやその他の機能に使用されるため、データの保存用には使用できません。製品内容または仕様は、予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。