事前準備:
- BlackArmor NASを最新版のファームウェアにアップデートします。バージョンは4000.1211です。
- NASマネージャ・ページに管理者としてログインし、NASのファームウェアのバージョンを確認します。
- デフォルトでシステムのステータスページが開き、ファームウェアのバージョンが表示されます。
- ファームウェアのバージョン4000.1211をダウンロードする必要がある場合はここをクリックしてください。
- ファームウェアをアップデートするには、このページに表示されるアップデート手順に従います。
ファームウェアをアップデートする前に、必ず重要データをバックアップしておきます。
- iSCSIの機能は、BlackArmor NAS 400シリーズでのみ利用可能です。
- iSCSIはBlackArmor NASの暗号化ボリュームとは使用できません。
BlackArmor NASマネージャ・ページを、iSCSIターゲットおよびデバイスのセットアップに使用します。
- BlackArmor NASマネージャ・ページでiSCSIサービスを有効にする
- NASマネージャ・ページにログインします。
- メニュー・バーで、[Storage(ストレージ)]を選択し、[iSCSI Manager(iSCSIマネージャ)]をクリックします。
- [iSCSI Target Service(iSCSIターゲット・サービス)]横の[Enable(有効にする)]をクリックします。
- デフォルトのポート3260を経由してサーバーとのコミュニケーションが開始されます。必要に応じ異なるポートを使用することもできます。ポートを変更した場合、特定のポート範囲内にあることを確認します。
- (任意 - ここではこのオプションは使用しません。)
iSNS(Internet Storage Name Service - インターネット記憶域ネームサービス)は、お使いのネットワーク上でiSCSIドライブを自動検出するために使用します。この任意サービスを設定する場合は、[iSNS Service(iSNSサービス)]横の[Enable(有効にする)]をクリックします。
iSNSサービスを有効にすると、BlackArmorサーバーがデフォルトでiSNSサーバーとして使用されます。異なるサーバーを使用したい場合は、該当するIPアドレスを入力してください。
- [Submit(送信)]をクリックします。

iSCSIセットアップ・ウィザードが開始されます。
セットアップ・ウィザードは、iSCSIの設定をサポートするBlackArmorマネージャのウェブUIで入手可能です。セットアップ手順には、デバイスおよびターゲットの作成が含まれます。
- iSCSIセットアップ・ウィザードを使用する
作成する各ターゲットのLUN(Logical Unit Number - 論理ユニット番号) IDは、デフォルトで0に設定されています。LUNは、iSCSIターゲットにマッピングされた論理ボリュームです。
[Add iSCSI Device(iSCSIデバイスの追加)]ページが表示されます。以下に従いページを完了させます:- [Device Name(デバイス名)]:デバイス名を入力します。
iSCSIのデバイス名は、最大16文字(英数字およびハイフンのみ)で設定します。iSCSIのデバイス名は英数字で始めてください。 - [Size(サイズ)]:このデバイスに割り当てるストレージ容量を入力します。
iSCSIデバイスのサイズに関する情報は、この記事の終わりの*を参照してください。
- [Location(格納場所)]:デバイスが格納されるボリュームを選択します。
- [Next(次へ)]をクリックします。

- [Device Name(デバイス名)]:デバイス名を入力します。
- iSCSIターゲットを作成する
デバイスを作成した後、[Add iSCSI Target(iSCSIターゲットの追加)]ページが表示されます。
以下に従いページを完了させます:- [IQN (iSCSI Qualified Name)]:ターゲットの名称を入力します。この名称と、この名称の前にある情報とが、Microsoft iSCSIイニシエーターでクライアントが目にする名称になります。
iSCSIのターゲット名は、最大32文字(英数字、小数点、コロンおよびハイフンのみ)で設定します。iSCSIターゲット名は英数字で始めてください。 - [Header and Data Digest(ヘッダーおよびデータ・ダイジェスト)]:ターゲット接続時のiSCSIイニシエーターを確認するために、任意のヘッダーおよび/またはデータ・ダイジェストのオプションを有効にします。
- オプション:
[One-way and Mutual CHAP(単方向および相互CHAP)]:任意のChallenge Handshake Authentication Protocol(チャレンジハンドシェイク認証プロトコル)は、iSCSIイニシエーターとiSCSIターゲット間の認証に使用されます。単方向CHAPを使用する場合、iSCSIターゲットのみがイニシエーターを認証します。正しいターゲットにアクセスしていることを確認するための追加チェックをクライアントが行えるように設定したい場合は、相互CHAPを有効にします。有効にしたいCHAP設定用にユーザー名およびパスワードを作成します。
- オプション:
- 終了後、[Next(次へ)]をクリックします。

- サマリーページで設定を再確認し、変更する場合は[Back(戻る)]をクリックします。iSCSIのセットアップが完了した場合は[Submit(送信)]をクリックします。

これでiSCSIターゲットおよびデバイスが設定されました。

- [IQN (iSCSI Qualified Name)]:ターゲットの名称を入力します。この名称と、この名称の前にある情報とが、Microsoft iSCSIイニシエーターでクライアントが目にする名称になります。
Windows 7内蔵のiSCSIイニシエーターの基本設定
iSCSIイニシエーターに関する詳細または高度なヘルプについては、Microsoftにお問い合わせいただくか、WindowsヘルプまたはiSCSIターゲットへの接続に関するMicrosoftのマニュアルをご参照ください。
Windows 7 iSCSIイニシエーターのユーザー・ガイドをダウンロードするにはここをクリックしてください。
- Windows 7 iSCSIイニシエーターの有効化および設定
- [Start(スタート)]から[Control Panel(コントロールパネル)]を開きます。[Administrative Tools(管理ツール)]を開きます。
- [iSCSI Initiator(iSCSIイニシエーター)]のショートカットをダブルクリックします。

- 必要であれば、[Yes(はい)]をクリックしてMicrosoft iSCSIサービスを開始します。

- iSCSIイニシエーターのプロパティが表示されます。[Discovery(検出)]タブを選択します。

- [Discover Portal...(ポータルの検出)]ボタンをクリックします。
- BlackArmor NASユニットのIPアドレスを入力し、ポートが、iSCSIサービスをNASマネージャ・ページで有効にした時に確認したデフォルトのポート3260と合致していることを確認します。

- [Targets(ターゲット)]タブをクリックし、[iqn名](iSCSI Qualified Name)をクリックした後[Connect(接続)]をクリックします。

- [Connect To Target(ターゲットに接続)]ボックスが開きます。[Add this connection to the list of Favorite Targets(この接続をお気に入りのターゲット・リストに追加する)]にチェックを入れます。

- [Discovered targets(検出されたターゲット)]が[Connected(接続済)]と表示されます。[OK]をクリックします。

- コンピュータ上でiSCSIデバイスをドライブレターで表示する方法
- タスクバーの[Start(スタート)]を開きます。
[Computer(コンピュータ)]を右クリックし、[Manage(管理)]を選択します。 - [Computer Management(コンピュータの管理)]が開きます。[Disk Management(ディスクの管理)]を選択します。
[Initialize Disk(ディスクの初期化)]ボックスが開きます。 - 必要に応じて[MBR]または[GPT]を選択し[OK]をクリックします。

iSCSIディスクが[Basic(基本)]および[Unallocated(未割り当て)]になっていることが表示されます。 - [Unallocated(未割り当て)]を右クリックし、[New Simple Volume(新しいシンプル・ボリューム)]を選択します。[New Simple Volume(新しいシンプル・ボリューム)]ウィザードに従い、iSCSIドライブのパーティションとフォーマットを実行します。

フォーマットが完了すると、iSCSIドライブが[Healthy(正常)]であることが表示されます。

これでComputer(コンピュータ)上でiSCSIがドライブレターで表示されます。

- タスクバーの[Start(スタート)]を開きます。
*iSCSIデバイスは、NAS上の空き領域よりも容量が小さくなければなりません。使用領域およびボリューム容量は、NASマネージャ・ページの[Storage(ストレージ)]および[Volumes(ボリューム)]で確認できます。これでNASの空き領域が計算できます。
NASの空き領域を超えるiSCSIデバイスとiSCSIの追加デバイスを、警告を誘発することなくNAS上に作成することはできますが、推奨しておりません。
NAS上の空き領域よりも容量の大きいiSCSIドライブを作成できるのは設計上可能だからです。NAS管理者の責任において、iSCSIデバイスの設定時に使用可能な容量を超過しないようにします。WindowsのiSCSIイニシエーターは、NASのボリュームの共有状況を識別することはできません。NASの管理者は、さまざまなiSCSIデバイスの設定時にNASの制限を定める必要があります。
実際、最も有効な手段は、iSCSIデバイスを用いるボリュームで通常の共有をしないことです。iSCSIデバイスとユーザー共有を同じボリューム内で使用する場合、空き領域は共有内のQuotasを設定することで管理することができます。また、iSCSIターゲットは、NASと設定されたQuotas上の空き領域に基づき作成することができます。
NASが満杯になると、WindowsはiSCSIドライブの空き領域を表示することもありますが、データをさらに追加しようとすると、WindowsがCRCまたは遅延書き込みエラーをレポートします。
追加情報:
ここをクリックしてWindows XP SP2以降に対応するMicrosoft iSCSIソフトウェア・イニシエーター Version 2.8をダウンロードしてください。説明書、概要およびその他の情報もこのページで入手できます。
iSCSIに関する詳細については、文書ID: 219651を参照してください。