4月 03, 2017
世界のデータ量は2025年までに現水準の10倍に相当する163ZBにまで膨れ上がる見通し - その大半を生み出し、管理するのは企業
カリフォルニア州クパチーノ - 2025年までに世界のデータ量が今の10倍に上ることを予測する新しい調査結果を受け、データとストレージの世界的リーダーであるSeagateは、今後数年間で起こるデータ量の拡大を後押しするメガ・トレンドにフォーカスし、データの生成、収集、活用、管理から将来的に価値を引き出せるよう自社のビジネスを見直すことをビジネス・リーダーや起業家にアドバイスしています。
Seagateの後援により作成されたIDCのホワイト・ペーパー「Data Age 2025」では、2025年までにデータの生成量は163ゼタバイト (ZB) にまで膨れ上がると予測されています。これは、アナログ・データからデジタル・データへの変換が中心であったこれまでの10年から、消費者、政府、企業が日常生活を円滑に送るうえで必要な「ライフ・クリティカル」(生活に欠かせない)データの生成、活用、管理というデータの価値にフォーカスすべき時代に移行していることを示しています。あらゆる端末やクラウドでデータの生成、共有、アクセスを行う消費者や企業の数は、過去の予測をはるかに超える勢いで今後も増え続けていきます。
さらに、これまでは世界のデータの大半を生成しているのは主に消費者でしたが、「Data Age 2025」では、この状況が変化し、2025年には世界のデータの60パーセントが企業によって生み出されることになると予測しています。ビジネス・リーダーは、こうしたデータ量の増加やそこから得られる洞察により、新しくユニークなビジネス・チャンスを獲得できるようになる一方で、データの収集、活用、保管場所に関して戦略的な選択を迫られます。
このホワイト・ペーパーでは、ほぼすべての企業がこうしたデータ量の拡大による大きなトレンドの影響を受けていると述べられています。データがかつての消費者中心から企業中心へと移行している主な要因として、以下の点が挙げられます:
「この調査からビッグ・データ時代が到来していることは分かりますが、データの価値についてはまだまだ把握しきれていないのが現状で、現時点ではその可能性が非常に過小評価されていると言えます。ロボット工学やマシン・ツー・マシン学習などの産業におけるアナリティクス、新しいビジネス、新しい考え方、新しいエコシステムと、それらがこの世界に与える大きな社会的影響や経済的影響を考えると、本当にワクワクします」と、Seagate CEOのSteve Luczoは話します。「今の企業にとっても未来の企業にとっても、データの価値を引き出せるチャンスは莫大であり、世界のビジネス・リーダーは今後数十年間、こうしたチャンスを探ることになるでしょう」
IDCのシニア・バイス・プレジデントであるDave Reinsel氏はこう話しています。「自動運転車からインテリジェント・パーソナル・アシスタントまで、データは急速に存在感を高めるデジタル分野の活力であり、企業にとってはこれまで想像もできなかったようなチャンスを広げてくれます。こうした膨大なデータの中に存在する複雑性を評価し、徹底的に活用するためには、技術革新が極めて重要であり、特にストレージは今後ますます重要な存在になることでしょう。なぜなら、そうした新しいテクノロジーの多くがストレージをベースにして提供されるからです」
関連解説画像を含む、IDCのホワイト・ペーパー「Data Age 2025」について詳しくは、www.DataAge2025.comをご覧ください。
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