静電放電 (ESD)
静電気は、物質表面の電子のアンバランスによって生じる電荷です。物に触れ感電すると、静電気が起こり、その物に対する電荷のアンバランスが生じます。このやりとりを静電放電 (ESD) と呼びます。 ESD によって、コンピュータや周辺機器に 2 種類の損傷を与える可能性があります。1 つは、デバイスの機能性が完全に失われる致命的な損傷で、もう 1 つは、デバイスの一部だけに影響を与えたり、デバイスの生産性や寿命の一部が失われる潜在的な損傷です 静電気の生成を抑えることはできないため、LaCie PCI Card を扱ったり、コンピュータの内部コンポーネントに触れる前に、適切な手順に従ってアースを取ることは極めて重要です。この場合、ESD の安全マット、リスト ストラップ、靴紐を使って適切なアースを取るようにします。各要件に合った ESD 放電装置については、コンピュータのサプライヤにお問い合わせください。
LaCie PCI Card の挿入
必要なツール
- プラス/マイナスのドライバ
- コンピュータ システムのマニュアル
- コンピュータの電源を切り、電源コード、モデム/Fax 線、モニターなどの外付け周辺機器とケーブルをすべて取り外します。
- コンピュータのカバーを取り外します。ほとんどのコンピュータでは、カバーを外すにはネジを取り外すことが必要です。これらのネジは通常、コンピュータの背面のカバーの端に沿って配置されています。ただし、ネジや場所やカバーの取り付け方は製造元によって異なります。お使いのコンピュータのマニュアルで確認してください。
- カバーを取り外したら、マザーボードの PCI スロットを識別します。通常、PCI スロットはコンピュータの背面にあり、コンピュータの側板に組み込まれています (PCI スロットの正確な場所については、お使いのコンピュータのマニュアルで確認してください。LaCie PCI Card は、32 または 64 ビット PCI カード スロットのいずれかに取り付けることができます)。拡張スロット カバーや、PCI スロットへのアクセスを妨げている拡張ボードを取り外すことも必要な場合があります。
- LaCie PCI Card を帯電防止袋から取り出し、帯電防止グリップ パッドのみに触れるように注意しながら、空いている PCI カード スロットに押し込みます。カードの取り付け方法は 1 つしかありません。PCI スロットにカードが入らない場合は、カードの向きを確認してください。PCI カードの金色の接触ピンが、コンピュータの PCI スロットに完全に入るように取り付けます。カードを完全にスロットに取り付けるには、ある程度の力が必要です。
- PCI カードを正しく挿入したら、ネジで留めます。
- 必要に応じて、ステップ 3 で取り外した拡張ボードを元に戻します。
- ここでコンピュータのカバーを戻し、すべての外付け周辺機器とケーブルを再接続します。
- コンピュータの電源をオンにします。コンピュータの起動手順が終了したら、空いた USB 2.0 ポートを使ってデバイスを接続できるようになります。