グローバル・シチズンシップの概要に戻る

ステークホルダー・エンゲージメント

自分たちにとって関連のある社会問題や環境問題について主要なステークホルダーと関わり合いを持つことは、Seagateにとって十分な情報に基づいて経営上の意思決定を行う上で必要となる洞察やネットワークを得る重要な機会となります。

当社では毎年、グローバル・シチズンシップ・プログラムの計画と戦略を練るために、顧客やビジネス・パートナーから意見を募っています。当社では電子産業の環境フットプリントの向上を支援するために、例えば様々なアンケートやレポートを通じて、会社の環境パフォーマンスや温室効果ガス排出に関する詳しい情報を公表しています。

投資家、政府組織、非政府組織、地元地域やその他の市民団体の方々と定期的にお会いし、事業の成功に影響を与える可能性があるものだけでなく、自分たちが持続可能な発展に積極的に貢献できる可能性のあるビジネスや社会の傾向について、皆さんから意見を集めています。

産業連携とリーダーシップ
当社にとって重要な産業連携の一つに、大手電子企業が協力してグローバルな電子業界サプライ・チェーンにおける社会、倫理、環境面での責任の向上を目指す責任ある企業同盟 (RBA)(旧電子業界CSRアライアンス (EICC))との連携があります。Seagateは、2004年RBAが発足した際の初期メンバーです。Seagateは2007年にRBA行動規範を採用し、常に積極的に参加しています。

Seagateはまた、国連グローバル・コンパクト (UNGC) にも参加しています。これは、人権、労働、環境、腐敗防止にまつわる世界的に認められた10の原則に沿って事業活動を行い、戦略を打ち立てようと取り組む企業のための戦略的政策イニシアチブです。Seagateの経営陣は、責任ある企業としての役割向上および投資を目的として、過去に開催されたUNGCリーダー・サミットに参加しています。Seagateは、UNGCの米国ネットワークの一員として、機会があれば会議のスポンサーを務めるなど、メンバー会議に定期的に参加しています。

グローバル・シチズンシップに関するステークホルダーからの問い合わせ対応プロセス
Seagateでは、ステークホルダーから提示された具体的なグローバル・シチズンシップの問題や要求に対応するためのプロセスを設けています。少人数で構成されたグローバル・シチズンシップ・チームがこのプロセスを管理しています。これまでに提供された情報は、環境パフォーマンス、プロダクト・スチュワードシップ、製品の安全性、労働基準、公正取引、サプライチェーンなど多岐にわたります。