03 3月, 2026
AIの大規模データ拡大を経済的に支える、業界唯一のHAMRベースプラットフォーム
シンガポール — 2026年3月3日 — イノベーションによってデータの生成と価値が急速に増大する中、高い拡張性、効率性、性能を備えたストレージ・ソリューションへの需要がこれまで以上に高まっています。Seagate Technology(NASDAQ:STX)は本日、業界唯一の大規模展開可能な熱補助型磁気記録 (HAMR) ベース・ストレージ・プラットフォームである次世代Mozaic™ 4+プラットフォームが2社の主要ハイパースケール・クラウド・プロバイダに認定され、量産体制に入ったことを発表しました。この認定は最大44TBの容量をサポートし、ハイパースケール環境での量産展開を前提としています。
Seagateでは顧客認定の拡大を進めつつ、現行のプラッタあたり4TB超から将来的には10TBに拡張するロードマップを進めており、最終的なハードディスク・ドライブ容量は最大100TBになる見込みです。本プラットフォームは次世代サスペンション構造と強化されたシステムオンチップを採用しており、高密度化した環境でも精密な記録とエンタープライズ・クラスの信頼性を両立します。各世代のプラットフォームにおいて、アーキテクチャを大きく変更することなく、継続的な容量の向上が可能です。
Seagateの取締役会長兼最高経営責任者であるデイブ・モズレー (Dave Mosley) は、「データは企業にとって最も価値ある資産となり、ビジネス・インサイトの創出、生産性の向上、競争優位性の確立に貢献しています」と述べ、さらに「現代のデータ・センター・インフラの基盤として、データ・ストレージ・ソリューションは、増え続けるデータ量を管理し、今日のAI主導の世界における投資収益を最大限に高めるために不可欠です。SeagateのHAMR技術を採用したMozaic製品は、お客様のデータが持つ可能性を最大限に引き出すために必要な拡張性、性能、効率性を提供いたします」と語りました。
世界の大手クラウド・ストレージ・プロバイダの大半が既にSeagateのMozaicプラットフォームに対応しており、このマイルストーンにはデータ・センター・インフラストラクチャにおけるMozaicプラットフォームの重要性が明確に現れています。
量産対応—HAMRと垂直統合フォトニクスによる拡張
Seagateが独自に設計、製造したレーザー技術は、HAMR記録に使用する重要部品のナノフォトニクス設計に長年にわたって投資した成果です。社内で垂直統合されたこのイノベーションは、設計、歩留まり、信頼性、サプライ・チェーンのレジリエンスを統合的に強化します。これらはすべて、前例のないデータ増加に伴いストレージ需要が過去の水準を超える現状において、不可欠な要素です。垂直統合は認定プロセスの期間短縮にも寄与するほか、製造経済性を予測可能にします。
データ・センター・インフラストラクチャの課題をMozaic 4+が解決
AIは、膨大な量のトレーニング・データ、過去のアーカイブ、AI生成コンテンツを保持、利用できることが前提であり、ビデオやマルチモーダル出力はますます大容量化しています。ハイパースケーラーは、信頼性の高いAIワークロードの実現に伴い急速に増大するデータの経済的な保存、管理、再利用のため、大容量ハードディスク・ドライブに依存しています。
Mozaic 4+によってプラッタあたりの容量が増加した結果、インフラストラクチャの設置面積やエネルギー消費量を増加させることなく拡張可能な、大容量かつコスト効率に優れたストレージが実現し、AIの大規模運用の経済性が強化されます。このプラットフォームは、ラック単位およびワット単位での処理能力を向上させることで、データ・センターの効率化と総所有コストの削減を実現します。そのため、組織は長期にわたりデータを持続可能な形で保存および再利用することが可能となります。
1Mozaicを1エクサバイト規模で展開する場合、標準的な30TBでの展開と比較してインフラストラクチャ効率が約47%高く、必要なデータ・センターの設置面積が約100平方フィート少なく、年間エネルギー消費量が約80万キロ・ワット時低減します。AIの大規模運用においては、こうした効率化が相乗効果を生み、実質的な経済的メリットに結びつきます。
TECHnalysis Research社長のボブ・オドネル (Bob O’Donnell) 氏は「AIモデルの進化と生成AIを活用したアプリケーションの機能と普及の拡大に伴い、AIの進歩を継続的に推進するためには、実データと合成データの両方を含む膨大な量のデータが必要不可欠であることが明らかになってきました」と述べ、さらに「大規模なモデル訓練や精緻なファインチューニングにおいて、AIモデルを構築、利用する企業は、HAMRのような大容量ハードディスク・ドライブのイノベーションが出力の品質と速度にとって極めて重要であると認識しています」と語りました。
購入
SeagateのMozaic™ 4+ハードディスク・ドライブ(最大44TBの容量をサポート)は、2社の主要なハイパースケール・クラウド・プロバイダ向けに量産出荷をすでに開始しています。生産規模の拡大に応じて、提供範囲を広げる予定です。
Seagate Technologyについて
Seagate (NASDAQ:STX) は、大容量データ・ストレージのパイオニアとして、データの価値を最大限に活かす取り組みを推進しています。当社の先進的なストレージ・ソリューション・ポートフォリオにより、ハイパースケール・クラウド・プロバイダ、企業、そして消費者の皆様は、変革と成長を支えるデータをスムーズに保護、作成、管理できます。Seagateは45年以上にわたり、画期的なイノベーションを推進し、持続可能かつ高性能なストレージを世界規模で提供してきました。詳しくは、www.seagate.comをご覧ください。また、LinkedIn、YouTube、X、およびFacebookをフォローしてください。
1出典:製品テスト結果から作成されたSeagate社内文書を基に算出。